NPO法人中国茶文化協会では、茶に関する各分野の研究をされている講師をお招きし、
どなたでもご参加いただけるオープンセミナーを開催しています。
今回は、出光美術館(東京千代田区)より中国陶磁史のスペシャリスト徳留大輔先生にご登壇いただき、
中国を代表する陶磁器の名窯「景徳鎮」にスポットを当て、その歴史と茶文化との関りをご解説いただきます。
景徳鎮窯では青白磁や白磁、染付磁器(青花)など後世に名を残す陶磁器が生産され、世界の陶磁器発展に
大きな影響を与えてきました。明・清代には皇帝・宮廷用の陶磁器作りを行った官窯が置かれ、
高い工芸技術と生産体制が確立されました。
そして現代もなお、世界を魅了する美しい景徳鎮窯陶磁について、徳留先生の軽快なお話とともに
美術館を巡るような特別講座です。
<本講座の特典>
・WEB講座なので、全国どこからでも視聴できます。見逃し配信もございます。
・講座テキストとしてPDF教材をメールにてお送りします。
・出光美術館学芸課長・徳留大輔先生の解説による当協会の人気講座です。
■日 時 :2025年6月21日㈯ 10:00-12:00 ライブ講座
(講座終了後、録画を配信いたしますのでライブ 講座に参加できない方もお申込みいただけます。)
■受 講 料 : 会員 3,300 円(税込)/一般 3,850 円(税込)
■申込期間 : 2025年4月26日㈯~6月19日㈭
■お申込み :
会員の方はこちらからお申し込みください
(会員価格でのお申し込みは、必ずフォームの備考欄に会員番号をご記入ください。)
お問合せ先 event@cha-tea.org イベント受付係
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■講 師 : 徳留大輔 先生
昭和50年(1975)、鹿児島県生まれ。九州大学大学院博士後期課程単位取得後退学。博士(比較社会文化)。
山口県立萩美術館・浦上記念館学芸員を経て、現在は出光美術館学芸課長。
専門は中国考古学、中国陶磁史。出光美術館では「東洋・日本陶磁の至宝−豊麗なる美の競演」
「茶の湯のうつわ−和漢の世界」「宋磁−神秘のやきもの」「青磁–世界を魅了したやきもの」などの展覧会を担当。
おもな共著・訳に『中国陶磁史』(科学出版社東京・国書刊行会)、
『貿易陶磁器と東アジアの物流―平泉・博多・中国』(高志書院)、
『茶の湯の歴史を問い直す―創られた伝説から真実へ』(筑摩書房)などがある。
『茶の湯の茶碗』第1巻「唐物茶碗」(淡交社)の責任編集者。
■企画、司会進行 : 堀井美香 NPO 法人中国茶文化協会理事、Liu Xiang 茶心 主宰