
日時
Date(s) - 2016/09/03
1:00 PM - 4:00 PM
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NPO法人中国茶文化協会では、広く一般に向けた中国茶の情報提供活動として、オープンセミナーを開催しています。
今回は講師に小泊重洋先生をお迎えし、日中の茶の交流についてお話しいただきます。
日本と中国の間には、茶による交流の歴史が長くあります。様々な角度から茶の研究は行われていますが、今回はお茶の香味を決定づけるものである「製法」の点から、お茶の日本と中国の関わりを考えてみたいと思います。
中国から茶が伝来したとき、当時の中国の蒸し製による製法が伝えられました。
この製法は中国で主流ではなくなってからも、日本で独自の発展を遂げていきました。
時代が下がると中国で主流となった釜炒り茶の製法も伝えられ、現在でも九州など多くの産地に影響を与えています。
また、近代に入ってからは紅茶や磚茶の製法が日本へ伝えられ、それによって生産の試みがされたこともありました。多くは中国からの一方通行の伝達でしたが、現代では日本の技術や機械が中国に導入されるなど、製茶分野での交流は綿々と続いています。
今回のセミナーでは、長らく中国の品評会で審査員もされてきた先生の経験から、鉄観音茶などの味わいの変化などの様子についても、お話をいただき、変化の激しい中国茶の今を解説いただきます。
【講師】 小泊 重洋 先生
茶学の会会長・袋井茶文化促進会会長、世界緑茶協会評議員、世界茶旅連盟顧問、世界茶連合会高級顧問、国際伝統藝術研究会顧問、NPO法人日本中国茶芸師協会理事長、中国国際茶文化研究会栄誉理事
<日時> 2016年9月3日(土) 13:00-16:00 (開場12:45)
<会場> アットビジネスセンター渋谷 501 東京都渋谷区宇田川町36-6 ワールド宇田川ビル5階
<受講料> 一般 4,500円 会員 4,000円 ※当日会場にて申し受けます。
<定員> 30名 (現在の残席:12 席)
Bookings
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